ジャングルジムの早川です。

自由に書かせてもらいます!!

入試まで残り100日切ってます

こんばんは、ジャングルジムの早川です。

 

二学期の始まりにブログを更新した以来、また間隔が空いてしまいました。

 

都内入試まで100日を切り、気温の低下と5年生の歴史の進みとともに入試まで近づいてきているなという印象を色濃く受けるようになってきました。

 

そんな大事な時期に、先週から体調を若干崩してしまっている早川ですが、なんとか授業を休んだり、パフォーマンスが低下したりはないように進んでおります。

 

早くいつもの体調に戻りたいです。

 

さてさて、特になにかを語ることはないのですが、寂しいです。

 

未来が寂しいのです。

 

というもの、我々塾講師は、とりわけジャングルジムのような少人数・少講師の塾では必然的に生徒1人あたりと一緒にいる時間とそれにほぼ比例する形で思い入れが強くなってきます。

 

4年生の頃からいる生徒も、6年生になってから一緒になった生徒もこの時期くらいからお互いに心を開き(こちら側からは常に開きまくりなのですが)本音で志望校合格・弱点克服について授業以外も語り合います。

 

講師と生徒という関係はもちろんなのですが、なんというか、みんなが仲間、ともだちなんですね。

 

しかし、それもあと残りわずか。

 

去年あんなに長い間ともに戦ってきた4期生(去年の6年生)たちとは、もう今はほぼ関わりがありません。

もちろん、たまに遊びに来たりはするのですが、ふと思うと何か少し寂しいなぁと思ってしまいます。

彼ら彼女らも新しい学校が所属先となっているのでまぁ当然といえば当然なのですが。

 

今熱く共に学ばせていただいている5期生諸君とも、受験が終わればこの温度感では接することはないのかなぁと、確定していない未来を寂しがってしまったのです。このブログを書いているほんの一瞬。

 

これは進学塾という期間限定のお付き合いであることの必然性のひとつかとも思うのですが、もうすぐ訪れるこの種の寂しさと今に全力をという気持ちは年数が経って、私とジャングルジムもベテランになったとしても失わずに待ち続けたいなぁと思います。

 

コッソリとこのブログにて告知を。

 

中学受験を担当する講師仲間を1名募集いたします。

小さい塾ですので、委細は全てご相談で決めさせてください。

お問い合わせは私の個人LINE

f:id:junglegymhykw:20211108005459j:image

に、ジャングルジムに加わることを検討してると送ってみてください。

 

発信源を限定するのにはあまり意味はありませんが、いろいろと違う方法で発信していくのって面白いなと思います。不便ですが。

 

期限は2021年年末までとさせてください。

運命的な出会いがあるといいなと思います。

さて2学期です

こんばんは、ジャングルジムの早川です。

 

さてさて、2日間のおやすみをいただいて今日から2学期となりました。

 

10名の4期生が中学受験を終えた今年の2月6日、つまり

5期生→6年生

6期生→5年生

7期生→4年生

8期生→3年生

の体制での2021年度スタート時のジャングルジム生が合計7名だったのですが、

2学期開始時にはなんと24名となりそうです。

 

これだけ皆様に期待していただいているということかと思ってますので、その期待を裏切らないよう、また期待以上の成果が出せるよう、気持ちを新たにやっていかなければなと思う2日間でした。

 

2学期からは私も授業の回数が増えてなかなか忙しくなりそうではありますが、今年の2〜3月は大好きな授業が週に3日しかなく、残りの4日間は毎日不安な中チラシ配りを行う日々でした。

あの時はいろいろと考えこむ時間だけはあったのでいろいろなこと例えば、①このまま生徒が増えなくて経営できなくなったらどうしよう…②ここ新しい家建ってる!③あの学校は今年はこんな入試だったってことかぁ…読めないなぁ…等々考えながら歩き回っていたのですが、1番強く思っていたのは

【チラシ配りじゃなくて授業やりたい!!】

ということでした。

もちろんチラシ配りは新年度の始まりの大切なルーティンですので、どんなことがあっても自分自身で続けたいとは思ってますが、さすがに授業を全くしないで1日中チラシを配る日が3日連続とかであったりすると、そう思ってしまいました…

 

ですので今後どんなに忙しくなっても、また、指導者としての壁にぶち当たっても、【あの頃の自分はただ授業がしたかったんだ。授業ができていることが、そもそもありがたいじゃないか】と思うことにしようと思ってます。

 

ここからは時間が飛ぶように過ぎていきます。

ちょうど5年生が歴史を学び始めるのですが毎年【現代に近づくにつれて6年生の受験が近づく】という暦となりますので、凄まじいスピードで、まさに石叩き割ってた時代からスタートして平均約100年/週で(旧石器時代から弥生時代までは異常値として)進んでいきます。

 

毎月を大切に過ごしていこうと思ってます。

サウナにハマってます

こんばんは、ジャングルジムの早川です。

 

タイトルにもあります通り、サウナにハマってます。

 

以前から、大きなお風呂に入るのが好きでいろいろな施設に出かけてはいたのですが、どうにも水風呂というものが苦手で、これに肩まで浸かったら心臓が止まっちまうのではないかと思ったりして二の足を踏んでいたのですが、先日ひょんなことから水風呂を克服して以来、サウナの虜となってしまいました。

 

サウナで汗をダラダラかいて、そのあと水風呂で一気にクールダウンしたあと、椅子に座ってボーッとするのを繰り返している悦楽を覚えてしまったわけです。

 

今のところ、

草加健康センター、所沢温泉湯楽の里、スパジャムジャポン、ザベッド&スパ所沢に行きました。

 

もし、ここから行けそうなサウナでみなさんのオススメの施設がありましたら教えてください。

保護者会でした

こんばんは、ジャングルジムの早川です。

 

今日は久しぶりの保護者会でした。

 

午前中が小6、午後が小5という予定でさまざまなお話をさせていただいたのですが、毎度毎度のことですが、保護者の皆様を前に何かを話すというのはとても緊張してしまいます。

 

今回は電子黒板や製本機能がついたコピー機など、ここ1年で仲間に加わった機材をフル活用するという形で保護者会の方を行ったのですが、だんだんと塾が進化しているなぁと感じました。

 

さて保護者会の内容ですが、これまでの指導のご報告と今後の流れについて、小6の保護者会ではこの先本格化する模試との付き合い方や併願を作る際の参考データ、2021年入試のご報告などなど様々な内容があったかと思います。

 

暑いなか貴重なお時間をいただき、ありがとうございました。

 

このあと始まる1学期面談もどうぞよろしくお願い申し上げます。

お前は大したことない人間なのだ

こんばんは、ジャングルジムの早川です。

 

今日とあるメールが塾の問い合わせフォームから入っていました。

いつも、塾の問い合わせフォームには英語やロシア語の迷惑メールが入っているのですが、今回は珍しく日本人のお名前から来ていました。

通常、日本人からくるメールは迷惑メールではなく非常にありがたい、とてもワクワクするお問い合わせメールであることが多いので、私は「おっ!」と思いそのメールを開封したところ、残念ながら体験入塾希望のものではなく、

「貴社のホームページなどを拝見して、非常に素晴らしいと思う点が多々ありました。ですので、是非取材をさせて欲しい。それをウチのサイトに載せるけれど費用はいらないよ」というものでした。

 

正直、新しい塾生が来るというものではないのかぁと落胆すると同時に

(取材、掲載となるとこれは宣伝広告にいいんじゃないかな。みたところけっこうしっかりしたサイトだし、早川三太で調べてこれが出てきたら、自分のことを知らない人でもけっこう信頼してくれるかも)

といったようなスケベ心が働いて、返信を送りました。

 

それ以降何回かやりとりがあって、調べてみたところ結局その手の営業は、かなり評判が悪く、数百万単位の高額な経費と引き換えにメディア出演を斡旋するという手のもので、すんでのところで、止めることができてラッキーだったという話だったのですが、今回このようなことを経験して思ったところがいくつかあったわけです。

(ちなみに、本を出さないかという営業は何回かメールで来ていたことがあったのですが、先方、本当に私の授業ブログとか読んでるの?と思ってこちらは黙殺しています←国語科を担当する身分でそれはそれで大丈夫なの?)

 

まず、タイトルにもあるように「お前は大したことのない人間だ」と突きつけられたような気がしました。

もちろん、私は自分を大したことのある人間だと思っているわけでは無いのですが、普通に考えれば、取材を受けるような人間、はたまたドキュメンタリー番組、例えばプロフェッショナル仕事の流儀やガイアの夜明け情熱大陸などに出演する人間は相当目立つ偉大なことや多くの人々の心を打つようなことを成し遂げた人に限られるわけであって、私のような駆け出しには憧れるのは自由であっても、まさか出て誰かの心を動かすには至らないということです。

(もちろん中学受験や学力を伸ばす、楽しい授業をする、生徒さんの得意苦手、性格を把握し指導に反映させるという点ではプロだと思っていますし、負けてたまるかと思ってますよ)

 

こんなことはわざわざ明文化するまでもないのですが、今日の一件でそれを突きつけられたような気がしたわけですね。

 

また、無料であるということに飛びついて万が一、取材を受けそれがサイトに掲載されたとしたら、そのサイトをいじわるな目で見たら、(あ、この人無料につられやすい人なんだ)

(この人は営業すればチャンスありそうだな)

なんて、誰だかわからない人たちに見られてしまい、新たな営業がたくさん来るのではないかと邪推してしまうわけです。

 

この話を知り合いの塾長たち

(私は全国個人塾長組合という全国の個人塾の塾長が属する100名超のLINEグループに加入しております)にしてみたところ

「あぁ、これはよくある話ですよ」

「取材商法ってやつですね。営業キツイですよ」

「ガッキーが取材にくるなら100万払いますわ」

深キョンなら…」

といったようなコメントをいただきました。

 

それを見て、あぁ今回初めてだったから危うく面倒な思いをするところだった。と胸をなでおろしました。

 

またひとつ、営業パターンを身につけることができて、それはひとつのいい経験だったのですが、中学受験界には本当に有名人と言える方が複数います。インフルエンサーというやつでしょうか。

 

本を何冊も書いたり、講演会などでご活躍されていたりする塾の先生や家庭教師の先生も確かにいらっしゃいますし、10月には2月の勝者がドラマ化されるようですので、そこで一見クローズドな中学受験とい話題がかなり多くの人の目に触れることになるのでしょう。

最近は、スッキリ!などの番組で芸能人のお子様が中学受験に挑む様子が密着取材され、その都度インターエデュが盛り上がります。

 

そのような中で、あわよくば中学受験専門塾ジャングルジムという中学受験激アツ地域からちょっと離れたところに、楽しくて成績メチャ上がってメチャ受かるという奇跡のような塾がある(実際こうご先生は中学受験界の重鎮かつカリスマなのですが)ということが、多くの人の目に触れれば、塾生がたくさん増えてさらに活気ある塾になったり、有名になって私の収入が増え、月に一度の生牡蠣を週に一度にできたりと妄想も膨らんでいくわけなのですが、そんな無料でかつ楽チンに多くの人に知られ、心を動かすなんてことはないんだという当たり前のことをひとつの営業メールを機に確認することができました。

 

いつか、本当にいつか、この仕事を終えつつある自分のことを自分でほめてあげる際の客観的な根拠のひとつとして、自分がどれだけ有名なのか、メディアに取り上げられているのかを重視する時は来るのでしょうが、これは結局目の前の生徒と保護者の皆さまにとって、私がいかに強くかつ、頼りになる中学受験の味方たりえるかということの積み重ねであると思いますので、浮き足立つことなく今やるべきことをやらなければと学んだ1日だったのかなと思います。

 

えっ?今やるべきこと?

はい、わかってます。

 

 

 

 

授業ブログ、また滞納してますね…

明日更新します!!

 

おやすみなさい😅

〜その3〜

多くの人がいろいろなこと、とりわけ就職について心配しています。しかし、私たちが最も心配しなければならない最大の課題は、教育の変革です。

今後30年の技術革命は、社会改革の鍵となります。そして今、世界の一流大学は、未来の社会でどんな人材が求められるかを考えています。そうしないと、そこで教えている学生の多くが仕事にありつけないという厄介な事態になるからです。どの学校も自分たちの教育のあり方について考える必要があります。

これまでの社会は知識駆動型でしたが、これからは知恵と体験が重要になります。これまでは製造が中心でしたが、将来は創造が中心になります。これまでは標準化、大規模化を追求していましたが、これからはパーソナライズ化、差別化を追求するようになります。

これまで、私たちは人をロボットにしていましたが、これから、私たちはロボットを人にするかもしれない。ロボットは人より賢くて力が強く、休息を欲せず、怖がることも怒ることもありません。ただし、ロボットは人類が持つ知恵を永遠に手にできないでしょう。

データの時代、ロボットはさらにロボットらしく、人はさらに人間らしくなれます。人はロボットと競争するべきではありません。どちらがすごいか、どちらが速く走るか、どちらが知恵があるか。人はロボットと囲碁をするべきではありません。囲碁は人のために設計されたもので、人とロボットを比較するツールではありません。

だから私は、未来は知識の競争ではなく、創造力、想像力、知恵、体験の競争だと考えています。リーダーが担うべき責任の競争、そして自立した思考の競争でもあります。未来の教育は知識だけを重視してはいけません。

 

このあたりを読んでいて思ったことは、この人の話は本当に聞きやすいなということです。

文字で起こされたものを読んでいるのですが、ここまで頭にスッと入ってくる文章はあまりないです。翻訳した人もすごいです。

私も見習わなくちゃ←ホントに

 

さて、今後の教育の行き着く先、教育のあり方ということですが、これは難しい問題です。

よく本やニュースで今ある仕事の○割がAIにとって代わられるというようなことを見聞きしますし、この手のことを話題にした入試問題も多く見られるようになっています。

(武蔵と女子学院と富士見の国語が同じ年にこれをテーマにしていました)

 

このような社会だからこそ私学、中高一貫校なのではないかと私は思います。

お家に届いていた他の塾のチラシに

中高一貫校は同じ学力の人が集まるので、同じタイプのひとばかりの集団となってしまい、そこには多様性はありません。

といったことが書いてありましたが、果たしてそうでしょうか?

たしかに、同じ試験を合格した者が集まるのでだいたいの学力は似たようなものになるでしょう。そこは否定しませんし、私学が高い合格実績を出しているのもそこが理由のひとつとなっています。

 

私が違うなと思ったのは同じタイプの人ばかりの集団という点で、さすがに性格や生徒ひとりひとりのキャラは私学だからといって一つにまとまるようなものではないと思うのです。

むしろ、様々な地域から集まってくる生徒たちと関わることも多様性の一つなのではないかと思いますし、部活や委員会の先輩・後輩の縦つながりが前後6年の世代の中で強固なものとなっている。転勤があまりないので卒業後に教員室に遊びに来ても自分を覚えてくれている先生たちがたくさんいるなんて環境は必ずしも金太郎飴のようなものではありません。

 

私の中高にも本当にいろいろな人がいました。

というより、いろいろな人がいない学校なんていうものは私立でも国立でも公立でもこの世に存在しないのではないでしょうか。

 

そして中高時代の6年間、特に中学時代を高校受験のために過ごすのではなく、もっと人格形成に関わることを学べるという点で私学が果たせる役割はとても大きいのではないかと思います。

マー氏の言うように、知識駆動型の社会から、知恵と体験が重要となってくる社会へと変革していく中で内申点が○点以上でかつ共通の県立入試で○○○点以上なら□□高校へというようなことを考えながら13〜15歳の時期を過ごすのではなく、その学校ごとに大切にしている分野や得意な分野、例えば実験やフィールドワーク、はたまた生徒に大きな行事の運営を任せきってしまうといったような体験とそこで得られる知恵というものが知識のみを重視しない他分野における競争において大きな武器となるのではないかと思っています。

 

そして、その社会の変革は教育の変革のきっかけとなり、教育の変革はその入り口の門となる入試の変革のきっかけとなります。

大学入試共通テストの初回が今年あり、その影響からかここ最近は中学入試も少しずつ変化していっています。

令和の中学受験はまさに入試における過渡期なのではないかと思うほどです。

 

私は塾の人間ですので、社会や教育の転換といったマクロな視点ではなく、この学校の入試問題を攻略するにはというミクロな視点で目の前のテキストや過去問と向き合っています。

しかし、それだけでいいのかというと決してそうではないということをこの記事を読んで痛感しました。

まだ、中学入試には反映されないかもしれない微妙な変化に敏感になることが重要なのではないかと思っています。

 

といっても中学入試問題はまだ知識がまず重要というべきかもしれません。

都立中高一貫校の問題を見るとビックリしてしまいますが、私立の問題は塾で身につけた知識をそのまま吐き出すだけでは難しいかもしれませんが、それらを組み合わせてしっかりと対策を講じていけば、手も足も出ないという事態にはなりません。

私も楽しい授業を心がけてはいるのですが、受験にでないようなことを延々と語ったりするわけにはいきませんので、塾の指導(教育)が大きく変わってしまうことは少なくとも今後3年はなさそうですし、変えようとも思っていません。

 

ただ、先ほどにも書いた通りのんびり参考書と入試問題を眺めていたら入試が全然違くなってしまって対処不能になってしまったということはないように、常に大きな視点で私自身も勉強しないといけませんね。

 

それに応じて、指導も日々アップデートしていかなくては!と思いました。

 

〜その2〜

私はCEOとはChief “Education” Officer、つまり、最高“教育”責任者だと考えています。だから私は杭州師範大学で学んだ教師としての仕事のやり方、そして実際に教師として経験したことを、事業でも活用しました。

 

CEOってカッコいいなぁと思ってました。笑

Chief Executive Officerの略なんですね、

EはEmployerなのかと思ってました。笑

 

マー氏はあえて、Eをエデュケーション=教育と考え、仕事をしてきて結果を出したのですね。

中学受験でも、UNESCOのEはエデュケーションのE、Eテレは教育テレビと教えています。

そうすると、国連UN教育E科学S文化C機関Oを間違えにくく覚えることができてオトクです(授業ブログっぽい)

 

ジャングルジムでは教育という言葉はあまり使用しません。

指導ですね。教科指導、進学塾ですので。

 

ここは言葉をどう解釈するのかで変わってきますが、私個人的には

教育:社会生活を営む上での所作を教え、育む

指導:ある方向へ向かうにおいて導く

と理解していますので、やっぱりジャングルジムは教育重視!というのは違うかなぁと思ってます。

 

しかし、ではジャングルジムは成績が良ければ全て良しとするのか、頭だけを見て、心は見ないのかと言われればそうでもありません。

ただでさえメンタルが大きく左右する受験において、しかも小学生が挑む最初の社会からの冷徹な評価を乗り越えるという面において、人間的成長と学力的成長は分断できないものであります。

 

それを理解した上で、まずは学力を向上させ志望校合格のサポートをするという塾の役割を忘れないように教育と指導をあえて切り離してるという感じでしょうか。

「結果は残念でした。しかし、人として成長しました。」

これで良しとなってしまえば、進学塾本来のあり方がブレてしまうのではないかと私は思うのです。

 

結果が出なかったが、とても大きなものを得ることができたということはよくあることですが、これは決して塾がもたらしたものではないということを忘れないようにしないといけないなと思っています。

 

ただ、塾は学校では担えない部分の教育分野を担っていると思います。

もちろん、つるかめ算などではなくて、学校では言えないことってありますもんね。

生徒と講師がホンネの関係で向き合うことによって、得られる信頼関係なんてのもありますが、それはあくまで副次的なものです。

 

教師は非常に素晴らしい職業で、最も偉大な職業です。教師の仕事の唯一の目標は、教え子をあなたより強く、あなたより良くすることです。すべてにおいて自分より優秀な人間に育ててください。自分の教え子が破産したり、事故を起こすことを望む教師はいません。私たちは皆、教え子が自分よりも物事に適切に対処できるようになることを望んでいます。

 

私も望んでいます。

ジャングルジム生は受験直前の12〜1月、先生を超えていきます。

これは本当の話です。

今年の受験生も、12月の首都圏模試の国語で私を点数で抜いた生徒がいたり、1月の渋幕算数を解いてみようというレクリエーションでは向後先生より速く正答を出したという生徒がいたりと受験直前で学力が最高域に達した生徒は、中学受験のプロをも穿つということがあり、それは講師としてそれ以上ない喜びです。

 

また、私は授業中に空いている席に小学生の早川くんを座らせて授業しています。

かつて中学受験を目指した小学生時代の私の目には、大人になった私の授業は果たしてどう映るか。ここを忘れてしまうと、小学生の気持ちがわからなくなってしまいますので、共感する気持ちを忘れないようにしています。

 

(この子、絶対小6の俺よりできるわ…レベルが違うわ…)と差に落ち込むこともしばしばですが、これもまた楽しみのひとつです。笑

私は人生のテーマのひとつとして「少年のように」というものを重視しています。コムデギャルソンです。これからも精神年齢幼めでいきます!笑

 

と、今回は美辞麗句多めでした。

しかし、本心なので仕方ないですね。