ジャングルジムの早川です。

自由に書かせてもらいます!!

〜その2〜

私はCEOとはChief “Education” Officer、つまり、最高“教育”責任者だと考えています。だから私は杭州師範大学で学んだ教師としての仕事のやり方、そして実際に教師として経験したことを、事業でも活用しました。

 

CEOってカッコいいなぁと思ってました。笑

Chief Executive Officerの略なんですね、

EはEmployerなのかと思ってました。笑

 

マー氏はあえて、Eをエデュケーション=教育と考え、仕事をしてきて結果を出したのですね。

中学受験でも、UNESCOのEはエデュケーションのE、Eテレは教育テレビと教えています。

そうすると、国連UN教育E科学S文化C機関Oを間違えにくく覚えることができてオトクです(授業ブログっぽい)

 

ジャングルジムでは教育という言葉はあまり使用しません。

指導ですね。教科指導、進学塾ですので。

 

ここは言葉をどう解釈するのかで変わってきますが、私個人的には

教育:社会生活を営む上での所作を教え、育む

指導:ある方向へ向かうにおいて導く

と理解していますので、やっぱりジャングルジムは教育重視!というのは違うかなぁと思ってます。

 

しかし、ではジャングルジムは成績が良ければ全て良しとするのか、頭だけを見て、心は見ないのかと言われればそうでもありません。

ただでさえメンタルが大きく左右する受験において、しかも小学生が挑む最初の社会からの冷徹な評価を乗り越えるという面において、人間的成長と学力的成長は分断できないものであります。

 

それを理解した上で、まずは学力を向上させ志望校合格のサポートをするという塾の役割を忘れないように教育と指導をあえて切り離してるという感じでしょうか。

「結果は残念でした。しかし、人として成長しました。」

これで良しとなってしまえば、進学塾本来のあり方がブレてしまうのではないかと私は思うのです。

 

結果が出なかったが、とても大きなものを得ることができたということはよくあることですが、これは決して塾がもたらしたものではないということを忘れないようにしないといけないなと思っています。

 

ただ、塾は学校では担えない部分の教育分野を担っていると思います。

もちろん、つるかめ算などではなくて、学校では言えないことってありますもんね。

生徒と講師がホンネの関係で向き合うことによって、得られる信頼関係なんてのもありますが、それはあくまで副次的なものです。

 

教師は非常に素晴らしい職業で、最も偉大な職業です。教師の仕事の唯一の目標は、教え子をあなたより強く、あなたより良くすることです。すべてにおいて自分より優秀な人間に育ててください。自分の教え子が破産したり、事故を起こすことを望む教師はいません。私たちは皆、教え子が自分よりも物事に適切に対処できるようになることを望んでいます。

 

私も望んでいます。

ジャングルジム生は受験直前の12〜1月、先生を超えていきます。

これは本当の話です。

今年の受験生も、12月の首都圏模試の国語で私を点数で抜いた生徒がいたり、1月の渋幕算数を解いてみようというレクリエーションでは向後先生より速く正答を出したという生徒がいたりと受験直前で学力が最高域に達した生徒は、中学受験のプロをも穿つということがあり、それは講師としてそれ以上ない喜びです。

 

また、私は授業中に空いている席に小学生の早川くんを座らせて授業しています。

かつて中学受験を目指した小学生時代の私の目には、大人になった私の授業は果たしてどう映るか。ここを忘れてしまうと、小学生の気持ちがわからなくなってしまいますので、共感する気持ちを忘れないようにしています。

 

(この子、絶対小6の俺よりできるわ…レベルが違うわ…)と差に落ち込むこともしばしばですが、これもまた楽しみのひとつです。笑

私は人生のテーマのひとつとして「少年のように」というものを重視しています。コムデギャルソンです。これからも精神年齢幼めでいきます!笑

 

と、今回は美辞麗句多めでした。

しかし、本心なので仕方ないですね。