おはようございます。
ジャングルジムの早川です。
中学最大のIT企業であるアリババの創業者であるジャック・マー(馬雲)氏の母校でのスピーチについての記事を読みました。
https://www.businessinsider.jp/amp/post-233043?__twitter_impression=true
GWでお時間があるようでしたら、皆さんも是非お読みください。
そういえば、ジャングルジムという塾名の由来も、 FacebookのCOOであるシェリル・サンドバーグ氏がハーバード大学の卒業式で語った言葉「キャリアとはハシゴでなくジャングルジムのようなもの」からきています。
冒頭の「キャリアとはハシゴでなくジャングルジムのようなもの」は自塾のキャッチコピーなもなってます。
https://logmi.jp/business/articles/108370
こちらがそのスピーチについての記事です。
まさに大手塾が達成できないことが達成できるような、小さいながらも意味のある塾を作りたい!と燃えていた当時の自分の言語化できない思いにピタッとハマる音が聞こえたようで、すぐにジャングルジムを塾名としました。
今日、声の教育社のYouTubeでジャングルジムの塾の名前について褒めていただきました。
とても嬉しかったです。
さて、ジャック・マー氏のスピーチを読んでいろいろと思いました。
無料で読める部分の一部を引用しながら、感想を書いていきたいと思います。
古今東西、時代を問わず「学歴」は人の心をざわつかせる物差しだ。「学歴で人の価値は測れない」と多くの人が言うが、現実には有名大学に合格すること、あるいは子どもを有名大学に合格することが、社会において小さくない価値になっているからこそ、人は学歴を巡る価値観に揺れる。
冒頭のこの部分は、経済ジャーナリストの浦上さんの文章ですが、塾をやっている私にとっては日々考えなければならないテーマです。
学歴を人の心をざわつかせる物差しと言い換えているところは、国語の抜き出し問題に絶対使いたいなぁというところです←ここかい!
というのはさておき、中学受験はかなり学歴競争において序盤の大きな山だとよく言われますし、私も確かになと思います。
塾がはじき出す偏差値や、各学校の年ごとの受験者数・倍率は毎年小さくない変動をするのですが、その要因の大部分がその高校の進路実績、いわば、東大をはじめとする旧帝国大学、医学部、早慶上理、GMARCH、(最近は上智、明治、青山学院、立教、東京理科の頭文字をとってSMARTという大学群もあるようです。
私の母校は落選してますね。笑)
といった、大学にどれだけの合格者・進学者・それらの学年の人数に対する割合などが反映されています。
〇〇中学は学年の半分以上にいれば、早慶以上にいけるだろうといった、大体の目安があれば、偏差値はかなり高いところをキープされるといった具合ですね。
これらは面談やスタッフ会議でも頻繁に出てくる文言です。
大学付属校は左についている名前の大学にほぼ進学できるということから、最近人気となっています。
学歴競争を椅子取りゲームと例えるなら、早期のうちに自分の椅子を確保することができますからね。
ただ、私は個人的に大学入学をゴールとして、そこから逆算するという理由〝のみ〟で中学受験にチャレンジするのも令和の今日ではあまり時代にそぐわないのではないかなと思います。
大学の4年間よりも中高の6年間の方が今後の人生において重要な時期なのではないかと思いますし、その6年間を多様性に満ちたいろいろな学校の中から広い視点で選んでいくということが中学受験の第一の意義であると思っています。
過去、現在のジャングルジム生の保護者の皆様も〇〇大のために!という動機でなく、⬜︎⬜︎中なら!という視点で学校選びをなさっていました。
ですので、こうして決定した第一志望校に残念ながら入学出来なかったという結果は当然我々は大きく受け止めなければなりませんし、自分の無力さを感じて複雑な気持ちになります。
めちゃくちゃ長くなったので、今回はここまでとして続きは次回とします。
まだ、スピーチの内容に入ってない!という…笑